猫おばさん 手伝ってください! 野良猫TNRしています。
私にTNR要請が来た野良猫のエサやりさんとやっと電話で話すことができました。
自宅敷地内に来る野良猫に毎日エサをあげている方です。
私はTNR活動のちいさな団体の代表になっています。
野良猫が増えないように捕獲して避妊手術を受けてもらい、元の場所に戻すのです。
手術を受けたことが一目でわかるよう、手術のための麻酔がかかっている時に
耳をV字にカットします。
耳がさくらの花びらのように見えるので「さくら猫」と言われています。
その方は長年庭に来る猫にエサをあげているのですが
ご近所の方から何度も注意されているようです。
どうやら野良猫にエサをおげるなら家の中で飼いなさい、ということらしいです。
でもその方は頑なに拒否。
家に入れることは全く考えていません。
それならばせめて避妊手術をしましょうと私のところにお話しが来ました。
抱けるほど懐いているのですから病院に連れていくのは簡単なこと。
でも今までそれをしなかったのは野良猫の現実を「知らない」から。
そして自分が知らない場所の猫のことは考えたこともないからだと思います。
これからこの方の猫を手術できるまで諦めずお話ししていこうと思います。
オス猫はメス猫の繁殖期に出張して交尾するので
生まれた仔猫は別の場所にいるのです。
自分のところには子猫がいないからこの子は交尾しませんとは言えません。
だって自由にどこにでも行けるのですからね。
野良猫の生活は過酷です。
真夏の炎天下も真冬の夜も外で過ごします。
毎日ごはんを食べられるとは限りません。
交通事故や病気、ケガをしても治療を受けることもなく
新鮮で綺麗なお水が飲める保証などどこにもありません。
今は空前の猫ブームとやらで毎日可愛い猫の姿がテレビに映っていますが
野良猫は一生人間を怖がり避けて生きています。
そんな野良猫を可愛そうだと思い、エサを毎日あげる方を通称「猫おばさん」と言います。
中年の女性が多いので「おばさん」なのでしょう。
猫おばさんたちは可愛そうな猫のため自分でエサを買い、季節を問わず猫たちにごはんを食べさせてくれます。
優しい気持ちがなければできないことです。
でも、初めは数匹だった猫が一年経ったら数十匹に増えてびっくり!なんてことがよくあるそうです。
猫の繁殖力はすごくて、1 回の出産で4~ 6匹の子猫を産み、1年間に2~3回妊娠ができます。
一匹の猫が一年で2回5匹づつ子猫を産むと11匹の野良猫になります。
早い子で生後4か月から妊娠できるので二年目には少なくても50匹以上に増えます。
たった一匹が50以上になるのです。少なくみてです。
ノラだと全部の子猫が育つことは難しい現実もあります。
何故子猫が育たないのかというと、カラスに狙われて食べられてしまったり、
迷子になったり病気だったり弱くて母猫に見捨てられてしまったり事故にあったりと
様々な困難が待っているからです。
せっかく生まれてきたのに苦しんで死んでいく子もたくさんいるのです。
家の中で幸せに暮らしている猫だったら病気になればすぐに獣医さんに連れていってもらえるでしょう。
栄養たっぷりの食事で健康に育つでしょう。
ご飯を食べている時にも周囲を警戒してビクビクすることもないでしょう。
野良猫たちはお腹をすかせ寒さに耐えて危険と隣り合わせで生活しています。
猫おばさんの多くの方はその現実を知らないことが多いようです。
避妊手術には数万円の費用がかかるので金銭的にも難しかったりすると思います。
可愛い猫がいたらエサをあげたくなるのは人情。
私だってそうしたい。
だから私はエサをあげたい猫には手術を受けさせました。
その為に団体を作り、市の助成を受けられるようにしました。
不幸な猫なんかいらにゃい。
今いるノラちゃんには避妊手術を受けてもらってご飯をあげて一代限りで終わらせる。
本当は里親さんを探して家の中で幸せに暮らしてほしいけれど
生れながらのノラで大人になってしまった猫には難しいのです。
優しい気持ちで始めたエサやりさんなのだから
不幸な猫を増やさないお手伝いをしてくれるはず。
わかってもらうまで話さなければ!
なんで野良猫がいるんだと思います?
人間が捨てるからです。
また人間か。。。
アメリカ大統領に誰がなってもサッカーの試合結果がどうでも
私のトップニュースはいつも動物の幸せです!
受講生はみな私と同じ考えの素敵な仲間(=^・^=)
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