犬のしつけ、アニマルコミュニケーション、アニマルコミュニケーター育成、犬のきもち

2016/06/04

増えてしまった野良猫に困ったら。TNR活動の紹介

アニマルトーキング コンサルタント、マリアかあさんです。
   
   
動物と話し、飼い主さんとの絆を深めるのが私の仕事ですが
    
3月にTNR活動のちっちゃな団体を兄と作ってから、ちまちまと少しづつではありますが
    
さくら猫を増やしています。
   
   
   
まだHPも作ってないのですが、そんなことより活動が先じゃいってかんじで
    
捕獲、手術、リリースをしています。
   
  
   
さくら猫?何じゃそりゃ、の方に少し説明しますね。
   
日本中に野良猫っていますよね。
    
   
   
野良猫は自分の家がなく、ちゃんとした食べものもなく
   
うだるような暑さの真夏でも、大雪が降るような真冬でも
   
ずーーっと外で暮らしています。
  
  
20年近く生きる子もいる家猫と違い、野良猫の寿命は3年~5年と言われています。
    
ケガをしても、病気になっても治療を受けられず、常に交通事故の危険と
   
隣り合わせて生きているのです。
  
  
そして、猫の繁殖力はすごくて
  
たった一匹だった猫が、一年後には10匹~20匹に増えちゃうそうです。
  
   
猫は4か月ごとに子供を産むことができるんですって!
   
  
家なしメシなし治療なし。
   
安心して寝ることもなし。
  
   
そんな猫がわんさかいるってどう?
 
   
ぱっと見可愛い野良猫は、日々過酷な生存競争のなか
   
必死に生きているんです。
  
  
なんつーことだ!私はいやだ!
  
不幸な猫をこれ以上増やしたくない!キー!!!
   
  
と思うのです。
   
   
可愛そうだから、可愛いからエサをあげる。
  
からもう一歩踏み出して。
   
  
可愛いから、可愛そうだからエサをあげる。
  
そして避妊、去勢手術を受けてもらって
  
元いた場所に戻してあげる。
  
これ以上不幸な猫を増やさない。
   

それがTNR活動です。

    
T(Trap 捕獲)
  
N(Neuter 不妊手術をして耳の先をカット)
  
R(Return 元の場所に戻す)
  

TNR活動をしているボランティアさんは全国にたくさんいます。

ご自分の周りに野良猫がいたら、ぜひ連絡をとってみてください。
   

自分で全部やる必要はにゃいのです。

ノラちゃん可愛そうだな、と思ったらまず市役所などのお役所に電話してみてください。
   
  

役所に登録してある団体さんを紹介してくれる可能性大ですよ。

全国の自治体で野良猫を増やさない対策をしているところはたくさん。
    

「野良猫がいます」
  
「では殺処分しましょう」
  

ってはならんでしょう。
  
もし少しでもそのような話になったら
   
ノラちゃんがいる場所を教えなければいいのです。
  
  
初めに、野良猫がいるので不妊手術を受けさせてあげたい旨の話をしてみてください。
  
インターネットを使ってご自分の地域で活動している団体を見つけることもできます。
   
   
可愛いから、可愛そうだからエサをあげる気持ち、とってもよくわかります。
  
ノラ猫がいたら食べ物をあげたくなるのが普通の感覚です。
   
  
でもね、ただエサをあげるだけでは
  
不幸な猫を増やすお手伝いをしているだけなんです。
  
  
自分で何匹も手術を受けさせると莫大なお金がかかります。
  
手術費用を補助している自治体もたくさんあります。
   
   
TNR活動をしている団体さん、個人さんは
  
そういった制度を上手に活用したり
  
寄付金を募ったりして運営されています。
  

自分ひとりで悩む必要はありませんよ。
  
  
きゃわいい猫たちのために
  
動いてくれる人を探すのも立派な活動です。
   
  
どうしたらいいの?って困っている方がいたら
  
教えてあげてくださいね。
   
  
可愛そうだからご飯をあげていたら
  
どんどん増えてしまって、もうどうしたらいいかわかんない!
  
ってこと、よくあるみたい。
   
   
でーじょーぶです。
  
猫大好きな人たちが猫のために
  
日々活動してくれています。
  
  
ボランティアですから費用もかからないことがほとんど。
  
手術を受けた猫たちには今まで通り
  
ご飯をあげて可愛がってあげてくださいね。
  
  
去勢手術をするとオス猫のマーキング、スプレー行為も激減するみたい。
  
  
公園などでご飯をあげている場合には
  
ごみや糞は持ち帰ってできるだけ苦情のないように。
  
  
耳がさくらの花びらのようにカットしてある猫は手術済の証拠です。
  
地域猫としてみんなで可愛がってあげてくださいね。
  
   
私は元々猫大好き!
  
でも、長男が猫アレルギーなので飼えなかったの。
  
  
でも、私の事務所裏に来ていたさくら猫のために
  
裏口のドアにキャットドアをつけて入り方を教えたら
   
事務所を自由に出入りしてくつろいでいます。
   
  
猫を飼いたいって夢が実現しちゃいました(^O^)
  
  
他にもエサ場はあるし可愛がってくれる人もいるので
  
あっちこっちに出没しているみたい。
  
地域みんなで可愛がる愛され猫です。
  
   
   
ちゃんとしたご飯を食べることができて
   
安心して寝る場所があり、ケガや病気になったら
    
治療をうけさせてあげる。
    
    
そんなあったりまえの生活ができていない猫がたくさんいるんです。
   
そんな猫を増やさないために動いている人もたくさんいます。
  
  
私もそのひとりですが、もうこれははっきり言ってしまうとただの
    
  
   
ジコマンです。
   
   
自己満足のためにやっているんです。
  
   
やりたいからやっている。
  
   
それだけです。
   
   
   
「偉いね~、そんなことできる人いないわ~」って
   
近所のおばあちゃんに言われたことがありますが、全然ちがーう。
   
  
使命もなにもなく
  
崇高な、清らかな気持ちもなく
  
  
やりたいからやってるだけ。
  
  
趣味です。
  
  
だから、情報をもらったら喜び勇んでやっちゃうんです。
   
   
「自分は何もしないでごめんなさい」なんて思う必要はまったく不要。
  
こっちは楽しくて仕方がないんですから。
  
   
手術を受けて帰ってきた猫をリリースすると
   
ビューって走って逃げる姿を見て
   
ごめんよ、幸せになれよー!って気持ちになるの。
   
   
悪かったね、でも、もう不幸な猫が増えないからよかった。
  
あの子がのんびり暮らせますように。
   
  
って思います。
  
それが嬉しいのです。
  
   
動物保護はただのエゴです。
   
その動物にとっての本当の幸せは人間にはわからにゃいのです。
   
  
保護して里親さんに引き渡すのが幸せなのか
   
お腹を空かしていても、野原を思いっきり走り回るほうが幸せなのかなんて
   
本当のところはわかりません。
   
   
それは本人に聞いたって、両方の暮らしを経験してみなければわからないことなんじゃにゃいかしら。
   
   
私は何もしないことができないから動いているだけで
   
偉い事をしているわけでも、すごい活動をしているわけでもないんです。
    
    
そこを勘違いしてしまわないよう気を付けようと肝に命じております。
   
   
にゃーんてね(=^・^=)
  
  
んで、にゃんでし写真がアップロードできないのかはナゾ(ー_ー)!!
  

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