やりたい事がわからない症候群の解決策って?好き嫌いのお話し。
先日、高校三年生の三男の三者面談で学校へ行く途中のこと。
お昼を食べるために途中下車。
学校へ向かうには時間が早すぎたのでエスカレーターでゆっくり降りながらお店でも見る?ということになり次男に新しいハンカチを買い、靴屋さん発見(女性もの)。
前から新しい靴欲しかったので一通り見て好みとサイズが合う一足を買うことができました。
私の靴選びが予想より大分早かったようで息子が驚いています。
息子「かあさん選ぶの早いな!ハンカチなんか3秒で選んでたじゃん」
母「自分の好みくらいわかってるわい!」
私の買い物はいつもこのペースです。
「あれもいい、これもいいかな、う~ん迷っちゃう」なんてのはまずなし。
速攻で決めて速攻で買うのだ~!
自分が好きなもの自分に似合うものがわかっていると、こうなります。
それに服を買いにわざわざ出かけてウインドーショッピングを楽しむ趣味はなし。
通販で買った靴が足に合わなくて失敗すること数回で、靴はやっぱり履いてから買おうと思っていても出かけないから買えない。(汗
そんな時間があったら家でぐーたらするか愛犬マリアと山に行ったほうが私は楽しいのです。
好き嫌いがはっきりしているというのは生活全般でも言えること。
「好き=やりたい事」「嫌い=やりたくない事」とも言えます。
自分のやりたい事がわからないと言う方がいますが、それ自分に嘘ついてるんじゃない?
嫌われないように一生懸命空気を読んで相手に合わせるのは大人なら大事だったりしますが、そうやって周りの目ばかり気にして自分の気持ちを抑えていることにも気がつかなくなっていませんか?
自分の言いたいこと、やりたい事をイヤな顔されるんじゃないかとかって気持ちがあったり、本心とは違う自分を本当の自分だと思ってしまっていませんか?
自分の本当の気持ちに気付いてあげないということは自分を無視しているということ。
つまり自分で自分をいじめているということです。究極のドMだわ。
はるちゃんの「好き」はちゃおちゅーる。洗濯の邪魔してますの図。
無意識に親や世間の目や言いつけ、習わし、風習?を気にしているとだんだんと作られた自分に変身してしまうのね。
私にもそんなとこありました。
小学生の頃、お年玉でワンピースを買おうとした時のこと。
紺のワンピースに一目ぼれした私に母「こっちのピンクの方が可愛いんじゃない?」の一言で心が大いに揺れまくり。
女の子なんだから赤っぽい可愛い色を選ぶのが普通、紺色は地味だよと言われている気がして「私はこっちの紺色がいい」とどうしても言えなくて赤に近いピンクのワンピースを買ってしまいました。
自分の好みじゃないんだからそのワンピースがお気に入りになることはありませんでした。
私は本当はこれが好きなんだけどこっちが好きと言った方がみんなが喜ぶ、なんて小学生なりに気を使っていたんでしょうね。今思うとアホくさ。
あの時の私のように自分が本当に好きなことや好きなものをはっきり言うということは勇気がいる時もあります。
口に出して言わなくてもいいんです。「私」という自分をちゃんとわかっていれば。
子供の頃から周りの空気を懸命に読んで生活していると、それが普通のことになって大人になったら自分の好みさえわからない人間になってしまうのかもしれませんね。
自分が確立していないから余計に周りに流されて、結果自分探しの旅に出てしまうのでしょう。
自分がない⇒自信が持てない⇒自分がわからない
これ、負のスパイラルそのもの。
ではそうすればいいのでしょう。
まず毎日の生活で迷う時間を短くしてみたらどうでしょう。
今日着る服はどれ、靴はどれ、ランチに何を食べるか、誰と話すか、誰と話したくないのか、休み時間に何をしたいか、家に帰ったら何をしたいか、どのテレビを見たいか見たくないのかetc.
人間は一日中判断していますよね。
それを流れや周りに合わせて決めるのではなく、自分がどうしたいのかで決めてみると面白いですよ。
仕事をしていると、今日着たい服と着なければいけない服が違うこともあるでしょう。
でも、今日私はスーツを着なければいけないけれど、本当はシフォンのフワフワワンピが着たかったのかって気付くかも。
休憩時間はいつもなんとなく同僚とおしゃべりしていたけど、本当はおしゃべりが好きじゃないことに気付くかも。
「かあさんてほんとわかりやすい」とよく言われるんですが、私は雑談の中でも興味がない話題になると話さないしつまんなそーな顔になるそうです。
それが許される環境に感謝ですが、それも私がつくった環境とも言えるのでは?
あなただから許されるんだろうけど私には無理!ってまた決めつけないで。
でも、だって、だけど?それ言ってるうちは何も変わりません。
人からエネルギーを奪うのではなく、エネルギーを与える人になりましょう。
どうすればそうなれるんでしょうね。
まず簡単なのは、あの人みたいになりたいって人を見つけてまねっこしてみるのもいいかもです。
こんな時あの人だったらどう思うのか、どう行動して何を言うのか。
その人はどんな雰囲気でどんなオーラなのかを近くで感じてみる。
もしかしたら尊敬してもらおうと必死こいてるちっちゃい人かもしれないし、本人は何もしているつもりはないのに凄い!って思える人かも?!
くれぐれも人のエネルギーを奪いに行ってはいけません。嫌われてポイされますからね(笑
さて、その日のお昼に私と三男は何を食べたのでしょう!?
二人とも大好きな天丼!
天ぷらやさんの美味しい天丼を息子に食べさせてあげたかったので、駅ビルではあったけれど落ち着いた雰囲気の天ぷら屋さんへ。
息子「(家で食べるのとは)全然違うね!」
母「あ、バレた」
まあ家のご飯はお店とは違いますから。
駅ビルじゃなくて目の前で揚げてくれる天ぷらやさんにも連れてってあげないと、と母は思いました。トホホ。
有限会社 シャブロン東京事業所
マリアかあさんfacebookページ
マリアかあさん(中西麻里)facebook
http://www.fosterdog-club.com/
住所:東京都羽村市五ノ神2-10-9
TEL:090-7266-5871
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇